「いざというときのために・・・」という理由で楽曲を眠らせておくのは、非常にもったいないなというお話です。この記事では、作った曲に関して、ストックするよりすぐに出したほうがいい理由を紹介します。
ベストタイミングは、作り終えたまさにそのとき
曲をストックして出し渋っていると、時間の経過とともに、相対的に曲のレベルがどんどん下がってしまいます。どういうことかというと、ストックしている期間中、自分の作曲レベルが上がるのに対して、曲はもちろんそのままで古くなってしまう、ということです。
人は自分の恥ずかしいところを人に見せたくないので、そうして過去のものになってしまった曲はアレンジしない限り世に出すのが恥ずかしい出来栄えになってしまいます。その都度アレンジする余裕があればいいですが、なかなか時間のかかる作業です。
作ったときすぐに発表すればそれが自分の最高傑作なので、自信にあふれた発表ができます。もちろん、後から見ると「こんなの拙い作品発表しなければよかった・・・」と思っちゃうことはありますが、それを重ねて技術は向上していくもんだ、と割り切るしか無いです。
楽曲は生物(なまもの)だと思っています。自分のところに眠らせていると、遅かれ早かれ賞味期限がすぎて腐ってしまいます。自分が一番美味しいと感じる、新鮮な状態で発表したほうが、美味しく味わってくれる人が増えますよ。
数が多いとすごい人っぽい
作った曲をすぐに発表すると、自分の発表した曲が数になって蓄積されていきます。現在お世話になっているDOVA-SYNDROMEやニコニ・コモンズでは、プロフィール蘭にその人の投稿曲数も表示されます。
ここが数曲だと、「趣味でやってるのかな」と思われてしまいますが、数十曲、ましてや100曲を超えていると「作曲が本業なんだ!」と思われます。 そうしたら占めたものです。
100曲もアップできない!っていう人は、まず曲を早く作る練習をして、毎日1曲は作れるようにするといいと思います。けっこうあっという間ですよ。
3ヶ月で100曲作った僕の早作曲メソッド – こおろぎさんち
僕もこんな記事を書きたいなと思っていたところ、ここによくまとまっていたので参考にするといいかなと思います。