ライブパフォーマンス、流れの枠組みが画一化されすぎてない?

ハヤシユウです。

突然ですが、ライブのパフォーマンスって、流れがワンパターン化されている気がしませんか?僕はそう思います。

今日はその日々感じているワンパターンのこと、もっとパフォーマンスを磨くためにできそうなことを書いてみます。

ライブの画一化問題

いろいろなライブを見てきたのですが、他のエンターテイメントに比べて、ライブのマンネリズムが気になます。

例えば、30分の持ち時間があったときに、多くのバンドは

はじめの挨拶▶曲▶MC(メンバー紹介)▶曲▶曲▶MC(曲のエピソード)▶曲▶MC(次回の告知)▶曲▶終わりの挨拶

みたいな感じで進行するじゃないですか。

この「流れ」そのものが画一化されすぎていると感じるのです。

セットリストやMCを熱心に考えるバンドは多いとしても、この流れの枠組みに関して熱心に考えるバンドって少ないと思うんです。

タイトルに「画一化問題」と書きましたが、別に画一化が悪いことではないと思っています。

ただ、ライブの内容を見直すことで、より良いパフォーマンスができるのでは?お客さんももっと楽しめるのでは?という意図を込めてこのタイトルにしてみました。

ライブとは?パフォーマンスとは?

ライブってそもそもなんのためにやるのでしょうか。それはやっぱり来てくれるお客さんに満足してもらうためだと思います。

お客さんがいなければライブはできないし、次回のライブにも来てもらうためにはそのライブで満足してもらわないといけない。

そう考えたときに、お客さんに満足してもらうことを考えているバンドって意外と少ないと思うんです。

 

お客さんを満足させる方法

ということで、お客さんに満足してもらうライブのパターンをいくつか考えてみました。

1. 圧倒的パフォーマンス

バンドの楽曲がかっこよかったり、演奏技術がとにかくすごかったり、全員のグルーブがぴったり合っていたり、照明や音響と合いまって世界観が統一されてたり、圧倒的なパフォーマンスができる場合。お客さんはその技術に感動して、もう一回見たい!聴きたい!という気持ちになるでしょう。

2. とにかく楽しそう

以前、別のブログに「出演者が楽しそうにしていることが、最高のエンターテイメント」という記事を書きました。本当に音楽が好きで、演奏が好きで、それが演奏やトークに現れていると、なんだか見ている側もじわじわ嬉しくなってきます。

3. イケメンOR美女

説明不要ですね。無敵の武器。メンバーに美男美女がいれば、それを見たくてくるお客さんもいるでしょう。

4. コミュニケーションを大切にする

美男美女じゃなくても嘆かないでください。爽やかにお客さんとコミュニケーションをとりましょう。自分たちのライブが始まる前に、一人で来ているお客さんに話しかけて友だちになってみたり、他の出演バンドの人にも話しかけてみたり。

物販で来たお客さんや話しかけてくれた人は極力覚えて、もう一回来てくれたときには「前も話しかけてくれましたよね!」という風に挨拶したり。

人柄が良ければ、「友達に会いに来る」感覚でライブに来てくれるお客さんも多くなります。

5. おもしろい、ためになる

曲の仕掛けが面白かったり、自分の知識としてためになることがあったり。新しい発見をもたらしてくれるライブ。トークがおもしろくて漫才師顔負け、など。なんかこの人達を見てるとライブのあり方はなんでもありなんだ、と感じる、そういうライブにも興味がわきます。

 

他にもいろいろな要因はあると思いますが、一旦つぎへすすみます。

ライブユニット「メーフ」の実験

僕は上記コンテンツのうち、「5. おもしろい、ためになる」を意識してライブをつくってみることにしました。

これからのライブについて:謎の音楽ユニット、「メーフ」始動

圧倒的パフォーマンスは今のところできないし、まだまだ緊張して思いっきり演奏を楽しめてないし、美男美女ではないから。

そう考えたときにできるのは「ライブっぽくないライブ」なのかな、と思ってメーフを始動させました。

第一回目のライブでは、漫才をMCにして面白いライブを目指しました。ライブだから絶対に曲で勝負する、という必要はないと思うのです。

結果的に 、後半は僕たち自身も喋りが楽しくなってきて、徐々に笑いが取れてきたのですが、前半は緊張してしまって、イマイチ台本の良さが伝わりませんでした(笑)

こういう反省点はやっぱり実践してみて気付かされますね。

もちろん、自分がやっているパフォーマンスが正解だとは全く思っていません。全部「実験」なんです。どういうのがありなんだろう?すべて滑ってもいいし、たまたま喜んでもらえたらラッキー、みたいな。

他のエンターテイメントに学ぼう

さて、なぜパフォーマンスの画一化が起きるかというと、バンドはバンドの演奏ばかり見てしまうから、ということにつきるでしょう。

発表する側、受け取る側が同じ輪っかの中にいる

発表する側、受け取る側が同じ輪っかの中にいる

例として、上図では演劇、吹奏楽をあげてしまいましたが、自分の経験上の話です。少なくとも体感では、一つの輪っかの中で文化が完結してしまっているイメージがあります。

例えば、吹奏楽のコンサート、よくあるのは第一部と第二部があって、第一部は正装を装ってクラシックや課題曲をやる、第二部は何かテーマがあって、ラフに着替える&寸劇を交えながらポップスステージ、みたいな構成です。

バンドマンから見ると参考にできる部分がたくさんあるステージですが、吹奏楽の界隈ではやっぱりこの流れも画一化されてしまって、目新しさがない。

違う界隈のエンタメを楽しんでみよう

違う界隈のエンタメを楽しんでみよう

それぞれ取り入れるところは真似してみて、そうでないところは削ぎ落としていく。

「ライブはライブ」とこだわらずに、「お客さんに満足してもらう」ことを考えたパフォーマンスとして、もっと自分自身もいろいろ試してみたいな、と思う今日このごろでした。

Twitterでつぶやいてます

記事の内容が気に入りましたら、ぜひtwitterアカウントもチェックしていただけると嬉しいです。
フォローしていただくと更新情報や気になるコンテンツをタイムラインにお届けします。



著者プロフィール

Yuta Kobayashi

「ハヤシユウ」名義で活動しています。

作編曲家。1993年長岡市生まれ、現在は新潟市と長岡市のハイブリッド居住生活。かわいくてポップな音楽を作っています。

2015年からは不定期でライブ活動も行っています。 音楽メディア「NIIGATA MUSIC POST」運営。 将来は新潟に音楽図書室・ライブハウスを作ることが目標。

詳しいプロフィールはこちらから。

PROFILE | ハヤシユウ official web site
URL :
TRACKBACK URL :