ハヤシユウ(@884yuu)です。みなさん、フットパーカッションってご存知ですか?
足に装着して、足踏みをするたびにパーカッションを鳴らしてくれるアイテムです。
機構自体が単純なので、なんとか自作できるんじゃないか?と思い、家にあった木材の端材と100円ショップのアイテムで制作してみました。
なにはともあれ、まずは完成品をご覧ください。
いやー。手作り感満載でかわいいですね。でも音はけっこう鳴らしてくれるんですよ。こう見えて。
中にタンバリンの鳴り物、外側に鈴がついています。
音はどんな感じなの?というのはこちらから確認できます。
はい。タンバリンというよりは、完全に鈴ですが、これを鳴らすことでなんか盛り上がってる感じになるんですよ。肌感覚ですが、お客さんも手拍子してくれる率が上がります。
(よく聞くと、鈴の「シャン」の前に、タンバリンの「チャ」という音が聞こえる)
100円ショップで用意するもの
タンバリン
分解前の写真を撮り忘れてしまったのですが、要は中に金属の鳴り物が入っていて、分解しやすそうであればなんでも良いです。
このタイプのタンバリンであれば、工具もなしに引っこ抜くだけで分解できました。
この金属円盤の鳴り物のことを「ジングル」というらしいので、以後ジングルと表記します。
ゴムベルト
旅行用品とか引越し用品のあたりにおいてあるやつ。ゴムのベルトで、けっこう伸び縮みします。長さ40cmって書いてあるやつを買ったらちょうどよかったです。
ベルトは、完成品を靴に装着するときに使います。
フットパーカッションを作る
適当な端材を使って土台を作ります。この時点ですでに見た目がアレなので、見た目にこだわりたい人は形を工夫するとか、塗装してみるとか、色々実験してみてください。
中に空間を作るため、真ん中につっかえ棒的なものを入れておきます。安定性的には両端に位置したほうが良いのですが、何も計算していなかったせいで、両端に置くとジングルがひっかかる様になってしまいました。ということで真ん中に一本。
ジングルを仮置きして、場所を決定。もとのタンバリンに8枚・4組ついていたので、余すことなく並べます。
お互いがぶつかったり、木材のパーツにぶつかったりすると、音が響かなくなってしまうので注意。
仮置きした段階で、ジングルの穴の中にキリなどを使い小さな穴を開けておきます。キリがなければペンでマーキング。
このジングルが向かい合わせになり、間に棒が通っていることでシャンシャンとぶつかりあうのですが、その棒の代わりに釘を打ちます。
そしてさきほどの2枚の木材をくっつけていく。
そうして、なんとなく完成したものがこちら。
しかし、圧倒的に元のタンバリンより鳴りが弱いです。木材への接地面積が大きく、すぎに振動が吸収されてしまうのでしょうか。
あとは、靴が前下がりになっているので、足踏みするたびにパーカッションが前へずれていき、やがてとれます。
問題が発生したらそのつど改良していくスタイル。
前にずれないように、段差を作りました。
これがあることで、地面と平行にパーカッションを装着できました。
「鳴りが弱い」の対策ですが、パーカッションの前方に、鈴をつけました。もはやタンバリン関係ない。
もう一度、改めて完成品をご覧いただきましょう。
とまあこんな感じでですね。なんか楽しかったのでみなさんも作ってみてください。
フットタンバリンの効果
- 金属のパーカッションは華やか
- 両手が塞がっていても鳴らせる
- 足元は注目されないので音に意外性がある
先程も書いたのですが、こう、金属の鳴り物が入ることによって華やかさが増し、盛り上がっている感じがします。
また、足で気軽に鳴らせるので、ギターの弾き語りなどで「もう一つ何か音がほしいな」、というときに大活躍しますよ。
お客さんは足元に注目していなので、いざという時に鳴らすとけっこう驚かれます。意外性がある飛び道具。