作業場でのBGMは「構成がシンプルで」「音量差が小さく」「日本語の歌ではない」曲がおすすめ

現在、牧場併設の加工工場で働いているのですが、ここ最近は作業中のBGMを担当しています。自由な職場で最高です。

やっぱり、BGMのパワーってすごくて、無音で作業しているよりもなんだか集中できる気がするし、時間の経過も早く感じます。

今日はそんな作業場や工房におけるBGMの選択について、少し考察してみます。

BGMの選曲について

原則として、BGMはあまり耳についてはいけません。そちらに意識が集中してしまっては、作業に集中できず本末転倒です。なんとなく作業場に音楽が流れている、という状況がベストです。

そのため、以下の曲はBGMとしては不向きかな、と思います。

  • 日本語歌詞の曲
  • ダイナミクス(音量差)の大きい曲
  • 音色や声のパワーが強い曲

「日本語歌詞」は、その歌詞をどうしても耳が捉えて理解しようとしてしまうので、どうしても意識を持っていかれがちです。特にバラードなどゆったり歌い上げる曲は選ばないほうが吉です。

「ダイナミクス(音量差)の大きい曲」は、主にオーケストラの音楽など。モーツァルトやバッハの時代はともかく、近年はppp〜fffまで、とにかく音量差の大きい曲が多いので、途端に音量が大きくなったりするとこれもまた意識を持っていかれます。鑑賞にはもちろん向いていますが、BGMとしてはあまり優秀ではありません。

個人的に、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や、ヘンデルの「水上の音楽」、バッハの「ブランデンブルク協奏曲第5番」などはおすすめ。音量差もそこまで大きくなくて、作業場が優雅になります。朝向け。

「音色や声」について、音そのものにパワーがある場合も音楽に耳を傾けてしまいます。たとえば、EDMの強いシンセの音や、ソウルフルなシンガーの力強い声など。

 

これらを踏まえて、言い換えればおすすめできる曲は以下のとおりです。

  • 英語やヨーロッパ言語などの曲
  • ダイナミクスの小さい曲
  • 音色や声のやさしい曲

記事の後半でおすすめの曲やチャンネルを具体的に紹介します。

BGMの音量について

BGMの音量については、音量が大きすぎるのを避ければ良いと思いますが、これがベスト、というのは人によって異なります。

図書館や病院などで流れているBGMより若干大きめ、くらいが良いでしょうか。メロディーはわかるけど、細かい音の動きはそこまでわからない、くらいの音量です。

一曲ごとの音量レベルもそうですが、音量について重視すべきは曲ごとの音量差でしょう。たとえば、クラシックの曲を流したあとにポップスを流すと、音量が急激に大きくなってびっくりしてしまいます。ラジオやテレビであれば音量がある程度統一されているのでそういうことは少ないのですが、youtubeの関連動画を流し続ける、というようなBGMの選び方だと音量が急に変わることがあるので要注意です。

急に音量があがるということが意外とストレスになるので、平穏に作業するためには曲間の音量も注意しなければいけません。

BGMのジャンルについて

次はジャンルについて。曲のおすすめは、作曲家の観点から言うと「コード進行感の薄いもの」です。これは反対の例を出すと、バラードやポップスの感動する系の曲は、だいたい泣きのコード進行を使っています。作業場がしんみりするのでおすすめしません。

コード進行が薄いものは、ある程度前時代の曲、ファンクやジャズなど。また、近年ではチルアウトの曲もいいですね。

意外とおすすめなのはシティ・ポップ。シティポップについておすすめの記事です▶

【イケてるあいつは聴いている】いま本当に聴いておくべきシティポップ10選|MTRL(マテリアル) 

 

クラシックは幅が広いのでなんとも言えないのですが、前述のように近年よりはバロック時代あたりの音楽がシンプルでおすすめです。

おすすめはSomaFM

以上の点を踏まえて、おすすめのネットラジオを紹介します。スマートフォンからもOKよ。

SomaFM : Left Coast 70s

SomaFM: Left Coast 70s: Mellow album rock from the Seventies.

70年代の洋楽をたんたんと流し続けるネットラジオ。広告もなく、曲間に「SomaFM」のサウンドロゴが入るだけ。曲間のダイナミクスも調整されていて、構成もシンプルな曲が多いので聴きやすいです。聴きやすいというか、聴き流しやすいです。よく使いがちなチャンネル。

他にBGMとしてオススメのチャンネルは以下の通り。

  • Boot Liquor // アメリカンルーツのカントリー音楽。楽しくなる。
  • Folk Forward // ちょっとしっとりな洋楽フォーク。落ち着く。
  • Groove Salad //チルアウト。東京のカフェっぽくなる。
  • Illinois Street Lounge // 遊園地にいる感じになる。楽しく仕事できるかも。

 

Youtubeにある作業用BGM系も割りとオススメ。カフェミュージックとか、ジャズ・ファンク系の。音量差を調整していない動画もあるので注意。

こういうのとかよく職場で聴いてます。

Bluetoothスピーカーが便利

最後に。どうやって音楽を流すか、ですが、ラジカセやCDコンポなどでも良いと思いますが、おすすめは携帯型のBluetoothスピーカーです。スマートフォンやノートパソコンから無線で繋いで鳴らしてくれるのはやっぱりめちゃくちゃ便利です。

 

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著者プロフィール

Yuta Kobayashi

「ハヤシユウ」名義で活動しています。

作編曲家。1993年長岡市生まれ、現在は新潟市と長岡市のハイブリッド居住生活。かわいくてポップな音楽を作っています。

2015年からは不定期でライブ活動も行っています。 音楽メディア「NIIGATA MUSIC POST」運営。 将来は新潟に音楽図書室・ライブハウスを作ることが目標。

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