音楽投げ銭サービス「tipmusic」で tipを送る側としてのいくつかの気付き

tipmusic、楽しいですねー。soundcloudの楽曲に、twitterのtipbotを使って仮想通貨でtipを送れるWEBサービスです。

tipmusic

ざっと使ってみたところの所感や、サービスの詳しい内容はこちらに書いてあります。開発者はれとると・きゃりー(@retoruto_carry)さん。

音楽投げ銭サービス「tipmusic」が登場!音楽×ブロックチェーンが熱くなりそう

tipを送る理由

少額ではありますが、思い立ったとき・曲を投稿したときに、積極的にtipを送るように心がけています。それはひとえにtip文化を浸透させたいから、という理由です。

第一に、tipを受け取った相手からすれば、受け取ったtipは次の人にわたしやすくなります。仮想通貨の場合、「お金をもらった」という実感は薄く、「数字が流れてきた」くらいの感覚でtipを受け取れます。もちろん、日本円に換金する手段もありますが、これがけっこう面倒なので、そのまま他の人にtipしたほうが楽だし楽しい。

第二に、「仮想通貨はよくわからないけど、とりあえず登録してみた!」という層へのアプローチができること。この、「とりあえず層」に仮想通貨tipの楽しさを広めたいです。

「とりあえず層」の方々は、面白そうだからサービスを使い始めますが、tipのやり方や日本円への換金方法、仮想通貨の知識などはあまり持ち合わせていません。それが、tipを実際に受け取った通知をもらうことにより、tipbotや仮想通貨のことについて興味を持ち始めるんじゃないかと思っています。

おそらく、そのまま放置という方も一定数いるとは思いますが、全体の意識の流れを変えていくことが重要です(どこかに大衆的になるための転換点があるはず)。

tipを送る側として気づいたいくつかのこと

tipを何回か送ってみて、気づいたこともあります。これは、オーディション審査をする審査員の心境にも近いのかな、と思いました。

膨大な曲数を全て聞くのは無理がある

すべての曲を聞いて、気に入ったものに投げ銭する、というのが理想なのですが、投稿数が増えてくるとどうしても難しくなってきます。結果的に、タイトルや説明文だけで聞く曲を選別したり、最初の10秒だけ聞いてみたり、という判断基準が必要になってきます。

もちろん、人によって曲の選別方法は違っていいと思いますので、最初の3曲だけ全部聴いてみるとか、1ページめの曲を30秒ずつ聴いてみるとか、色々なスタイルを試してみてください。

僕の場合は、個人的な嗜好で申し訳ないのですが、EDMやトランス系の楽曲は苦手で、ブラックミュージックや民族音楽、チップチューンなどが好きです。説明文でそれが分かる場合には優先的に聴いています。

tipmusic、もし次回のアップデートがあるならば、タグや投稿者による絞込が搭載されると嬉しいなーと感じています。

それにしても最初の数秒ってやっぱり大事で、その音色やフレーズが「お!?」と思うと最後まで聞いてもいい曲だったり、逆に出だしが「うーん・・・」だと最後までイマイチだったり、これはけっこう揺るぎない法則ですね。

結局、投稿者で選んでしまう

 

曲を聞いて「お!いいじゃん!」と思ったときにtipするのですが、tipmusicでは楽曲に紐付いたtwitterアカウントを見ることができるようになっています(なりすましを防ぐためにも、一度確認することを推奨しています)。

このとき、twitterアカウントが活発だと、よりtipを送りたくなってしまいます。逆に、最近作ったばかりだとか、卵アイコンだとか、開設期間は長いけど極端にツイートが少ない(100件以下)とかだと、tipを送っても反応がないかも、と思って渋ってしまいますね。

特に活発で影響力の有りそうなアカウントだと、(投げ銭が)巡り巡って自分のところに利益をもたらすのではないか、という自己中心的なことも考えてしまいます(!)が、理由はどうであれ文化の貢献のためになるのならば投げ銭を続けます!笑

(逆に、有名すぎると天邪鬼がはたらいてしまう面倒な人間。)ss171229

また、知り合いの投稿者がいると曲を聴かずとも投げ銭してしまいます。いや、最終的には楽曲を聞くのですが、投げ銭の数字を入れてから聴くという、ただの確認作業になっています。やっぱり、最終的には投稿者で選んでしまうところもありますね。普段の努力や、その人の素性をしっていると応援したくなるというか。

(SUKISHAさんは、直接の知り合いではないのですが、twitterで何回かやり取りをしたり、アベさんとは面識があったりしますw)

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