プレイスファンディング(Place Funding)サービスを誰か作ってください

クラウドファンディング(Crowd Funding)大手の「CAMPFIRE」から、新サービス「polca」がリリースされたことが話題になっています。polcaは「フレンドファンディング(Friend Funding)」というコンセプトで、不特定多数から多くの資金を集めていたクラウドファンディングに対して、特定少数から小さな資金を集めるサービス。

とはいっても使い方はまだまだ確立されてなくて、数千円程度を集めるプロジェクトもあれば、数万円~を集める割りと大きなプロジェクトもある。僕も実際に3つほどプロジェクトを支援してみました。

クリエイターが集まれるシェアハウスを作りたい

僕自身も過去にクリエイターのためのシェアハウスを作ろうと奮闘していたので、思い入れもあって即応援しました。遊びに行けるところが増えればいいな、という感覚です。

Twitterでみんなのツイートをより多くの人に見てもらえるようにしたい!

これは応援するというよりは、逆に応援される企画。300円を入れることで、80万人のフォロワーがいる「てい湯」さんに1ツイートRTしてもらえる。てい湯砲。コスパ良すぎではー?!

もっっっとがむしゃらに勉強したいので、新しいデザインの本がほしい!

これは後輩の応援に。身内に支援するというのが、一番polcaのコンセプトに近いお金の使い方ですね。笑

 

polcaの話はまた今度別に書くことにして、こう◯◯ファンディングというのが出てくるともっといろいろな可能性があってもいいのでは、と思ってきます。

タイトルに本題を書きましたが、「プレイスファンディング(Place Funding)」というのが、僕自身ほしいな、と思っているサービスです。

僕のツイートの中ではインプレッションが高い方だったので、けっこうみんな共感しているんじゃないかな、と思います。

場所が欲しい人と、場所を余らせていて有効活用させたい人をマッチングさせるサービス。いくつか具体例を紹介します。

 

場所はどこでもいいから小屋を作ってみたい! → うちの空き地使っていいよー!

ダイレクトに成立するパターン。

 

新潟にライブハウスを作りたい! → 新潟じゃないんだけど、いい物件持ってるよー! → そこも見学してみたいです!

派生するパターン。場所にこだわりがなければ、これをきっかけに隣県にライブハウスができた、というのも面白い。

 

野外フェスを作りたい! → 山奥になるけど、うちの土地を使いなよー!(Aさん)、ちょっと町外れだけど、交通の便はいい公園の管理者に連絡できるよー!(Bさん)

複数の提案があるパターン。プロジェクトの製作者が発案を選ぶことができる。

 

プロジェクト制作者のターゲット層

  • アイディアがあっても場所がないとどうにもできない人
  • でも場所は見つけられない・不動産屋仲介だと高いと感じる人
  • お金はなくても手作り・DIYでなんとかできる人

 

プレイスファンディングの問題点

場所を貸し出す人にあまりメリットがない

そもそも、クラウドファンディングも貸し出す側は応援の意味が強いので、見返りをそこまで求めていない(それでもプロジェクトごとにリターンはあるけど)。新しい風が吹く感じを楽しんでいるというか。

プレイスファンディングのリターンは、先の例で言えば野外フェスに招待とか、ライブハウスのドリンクずっと無料とか、そういうのでしょうか。

 

知らない人に場所を貸す恐怖

お金を貸すのと違って、場所はそこが唯一のもの。お金を渡して、そのプロジェクトが失敗したり、何か問題を起こしたりしても、まあ、しゃあないか、で終わるんですが、場所の場合、責任を取るのは誰なのか?ご近所トラブルが起きたら貸し出した側にも非があるのでは?といろいろ問題が生じちゃう。

対策は、一回実際に会ってみるとか、知り合いの知り合いまでにするとか。何が最適解かは、まだわかりません。

 

プレイスファンディングは成立するのか?

自分の周りで考えてみると、このプレイスファンディングは、需要>>供給になりそうな気がします。特に、供給側はネットをアクティブに使っていない層も多い気がする。しかし、今回このプレイスファンディングがなんとなくいけそうだな、と思ったのは、僕の敬愛する圭ちゃんこと坂爪さんのこのプロジェクトの盛り上がりを見て。

ごちゃまぜの家をつくりたい! – CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

詳しくはリンク先を見ていただきたいのですが、「コンセプトが決まっていて」「でも物件候補はない」という状態で始まったこのプロジェクト。それにもかかわらず、(100万円の目標金額に対して)500万円近くの支援を集めています。

その中で派生したのが、お金だけではなく、物件の支援。「◯◯のうちの建物、使っていいですよ!」というオファーが何件かあったそうで、プロジェクト成立後、実際にその家を使ってごちゃまぜの家が展開されています。

コンセプトが共感を呼んで、プロジェクトに盛り上がりがあれば、もしかしたら物件を余らせている人が救いの手を差し伸べてくれるかも、と思いました。ましてやこれから空き家や空き店舗の増加も進んでいきます。使っていないけど、壊すのはもったいないな、という人たちと、物件を探している人がうまくマッチングされれば、世界の「やりたい!」がもっと加速するように思います。

まだ全然細かい所詰めてないですが、概念としてはめちゃくちゃありなんじゃないでしょうか。誰か作ってください。よろしくお願いします。

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