シルクスクリーンでTシャツを制作しました

以前もオリジナルTシャツを作ったことがあったのですが、そのときは「インクジェット印刷」の手法で、簡単に言えば、フルカラーでなんでも印刷できるけど、ちょっと色落ちはしちゃうよ、という印刷でした。

それに何と言っても、注文単価が高い。1枚1,600円くらいかかっていたみたい。

今回は「シルクスクリーン印刷」を出来る限り自分でやってみたよ。

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原理的には、メッシュ枠に切り抜いたシートを貼って、

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切り抜いたシートをメッシュに張る

絵の具を上から刷り込むと、

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白い絵の具を刷り込んだよ

切り抜いたとこだけ絵柄が印刷される、というもの。簡単だし、何より楽しい。

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Tシャツの完成!

これをあまりにも細かい柄でやると大変なので、実際には版は感光乳剤で作るか、デジタル製版が一般的なのですが、簡単な図柄や大きな文字であれば手彫りでも十分可能です。

もう一方のハヤシユウくんイラストTシャツの方は、今回デジタル製版でやってくれるところに外注しました。なんと、(Sサイズで)版代1,100円。嬉しい。

http://surimacca.com/

版が手元に届くことで、色々な色を試せるのがめちゃくちゃgoodです。印刷まで外注だと、色も指定しないといけないのですが、自分で刷ると1枚ごとに色を変えたり、ということも(洗わないといけないけど)できます。

なんなら、グラデーション、というかちょっと混ざり合う2色、みたいなことも可能です。

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2色をマウント。
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なかなかいい色味が出ました。

ただ、この方法は2回目からがかなり不安定な色になるので、めちゃくちゃ難しかったです。やっぱり単色でやるのは、それ相応の理由があるのでした。

今回はほぼ全て違う配色パターンで、15枚ほど制作したのですが、ライブ物販でなんと7枚も買っていただきました。ありがとうございました!Tシャツ作りが楽しいので、そのうちミュージシャンからTシャツ屋さんになってしまいそうです。

あと、単色刷りをするならやっぱり塗りが多いほうが画になるな、と思いました。また色々と試してみます。

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