WEBメディア「Niigata Music Post」を始めた理由―学びの発信は、誰かにとっての学びになる

昨年の11月から、「Niigata Music Post」というWEBメディアを運営しています。新潟県内で、音楽が楽しめる場所やイベントを自分の目で確かめて紹介しています。

http://niigata-ongaku.com

このメディアを始めたのには大きく3つの理由があります。

1つ目は、「新潟」×「音楽」のワードで連想される第一人者になるため。あの人に聞けば、新潟の音楽シーンがわかる!というポジションをとることで、講演会の登壇や地域雑誌の寄稿など、活躍の場所が増えるのではないかという期待です。

2つ目は、自分で音楽のお店を作るときに、参考にするため。将来、ライブハウス、音楽図書館、楽器屋、音楽大学、などの役割をもたせた「音楽のよろず屋」を作りたいと思っています。その際に、どういう空間にするか、どういうイベントを行うか、どういう運営体制にするか、どこでやるか、誰とやるか・・・。色々なことを色々な場所から学びたいと思って、新潟の音楽シーンを勉強してみることにしました。そのために、WEBメディアを始めて、行動のきっかけを作ったのです。

3つ目は、2つめの理由から派生して、自分が勉強した内容が、誰かにとって役に立つ情報になるから。自分の目的は「音楽の店づくりの参考にすること」なのですが、その過程で県内のライブシーンやイベントを紹介することで、読者さんもその雰囲気をつかむことができます。メディアをきっかけに実際に音楽の場所へ足を運んでもらえるようになれば、結果的に県内の音楽シーンが少しずつ盛り上がっていくんじゃないか、横がつながっていくんじゃないか、と期待しています。

表向きには3つ目の理由を大きく出していて、記事の書き方もそれを意識しているのですが、実は1つ目と2つ目の割合も大きいです。

学びの発信は、誰かにとっての学びになる

上で書いたのは一例ですが、自分の学びを発信することで、誰かの学びになる、ということがたくさんあります。

音楽理論もそうで、勉強したことをブログに書くことも有効です。たとえば、初心者がコードを理解したときに、「これがメジャーコードで、これがマイナーコードだ!」という記事を書いたとします。これは中級者以上にとっては「何を当たり前のことを」という反応になってしまいますが、同じようなところでつまずいている初心者や、音楽に興味はあるけど勉強したことはない人にとっては、もしかしたら市販の書籍よりわかりやすいかもしれません(学びのレベルが似ているので)。

反対に、上級者が書くマニアックなTipsは、初心者や中級者にとってはちんぷんかもしれませんが、これまた同じようなレベルの人には目からウロコの技になりえます。自分の学びは、確実に誰かの学びになるのです。

誰かの学びになったら、自分は得をするのか?

日本では特に少ないようなきがするのですが、自分で得た情報を自ら発信する人は、なかなか少ないように思います。理由は<めんどうくさい>、<なぜ人のためにやらなくちゃいけない>、など色々あると思うのですが、実はそれ以上にメリットが有るように思います。

1つ、「あの人はいつも有用な情報を提供してくれる」という信頼感を得ることができること。

2つ、長い目で見れば業界全体がオープンになり、自分にも欲しい情報が返ってくること。

結局のところ、情報を発信している人のところに情報は集まるし、たくさんの面白い化学反応が起きます。

最後のメッセージは自分にも言い聞かせて、締めの言葉とさせていただきます。

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