ファンクのすゝめ―ピアノでブラックミュージックの練習をしよう

最近、ファンクの練習にハマっています。きっかけは色々あるんですが、去年の12月〜今年の1月にかけて、驚異的なジャズピアニストに遭遇して感銘をうけたこと、それから2月に訪れた「豪雪JAM」でインストファンクバンドのかっこよさにしびれたこと。

さっそくyoutubeで「ファンク ピアノ 弾き方」などで検索しましたが、日本語の動画はほとんど出てきませんでした。そこで、英語で検索をかけたところ、かっこいい解説動画がたくさん。参考になりそうなものをいくつか紹介します。英語ですが、ピアノの弾き方なん世界共通なので言葉わからなくてもニュアンスでわかります。

How to Play a Funk Groove #5 in D minor


これはJanathon Wilsonさんのオリジナル曲を、自ら丁寧にチュートリアルしてくれている、意味不明に慈悲深い動画です。冒頭にチュートリアル演奏があり、これを聞いて「練習したい!!」と一発でしびれました、最高です。

ファンクを始めとしたブラックミュージックの難しさって、(1)どういう音の運びをしていいかわからない、(2)早くてフレーズがわかりにくい、(3)音数が多くて耳コピできない、(4)リズムが独特で掴みづらい、といくつか原因があるように思いますが、それをすべて解決してくれます。譜面と一緒に、ゆっくり演奏を教えてくれるので、「こうなってたのか!」と音の運びを知ることができます。

ただ、難易度が高いことに変わりはないので、ある程度演奏技術がある方向け。クラシックピアノやってたよ!とか、自分で数年やってるよ!という人は、たぶん1週間くらいでだいたい指は動くようになるのではないかと思います。あと、後半、オクターブ+1度(9度)まで指を広げるフレーズが出てきます、日本人には少し厳しい。笑

この曲には#05とついているように、他にもいくつかの曲について弾き方の解説をしてくれていますので、気になる人はyoutubeやホームページをチェックしてみてください。

 

David Magyelさんのチャンネル

Davidさんのチャンネルは、より基礎練習や基礎フレーズに特化した内容。

こちらも譜面と指の動きを動画で教えてくれます。どうやって練習していいかわからないジャズですが、このスケール練習するといいよ!とか的確に教えてくれるので、めちゃくちゃ参考になります。ファンクだけではなく、ポップやジャズなど幅広いジャンルに対応していますが、結局今の音楽はジャンルミックスが多いので、どれを練習しても損はないです。特にジャズやファンク、音使いはほとんど一緒で、リズムが異なるだけですので、互いに練習しておくとフレーズの幅が広がるでしょう。

次回は、これらの動画をさらに噛み砕いて、自分はファンクの「作り方」を記事にしてみたいなと思います。

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